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横浜市金沢区釜利谷 RC造3階建 解体作業

6月の終わりから着工している横浜市金沢区釜利谷のRC造(鉄筋コンクリート造)3階建の
マンション1棟の解体工事の様子をご紹介します。

 

一般的な木造二階建の住宅の場合は、解体作業の足場養生は単管パイプと「防炎シート」という
養生シートで組むのですが、今回のRC造のため、防音パネル養生を選択しました。この防音パネルは
隙間がなく密閉性に優れているので、防塵、防音に高い効果を得られます。

 

 

完全密閉!って感じですね。これなら防塵、防音とも安心して作業が出来ます。

 

 

躯体解体は2台の機械でメインが壊し、もう1台がサポートしながら進めていきます。
忙しく腕を動かし、躯体をかじっていく重機たちはいつもながらカッコいいです。

 

 

そして躯体解体時に欠かせないのが散水の作業です。粉塵が立ち昇る前に、散水して空中の
粉塵を落としていきます。画像を見ると水の勢いが強いのが分かりますか?


通常の解体の場合は、水道にホースを直結して散水しますが、今回のような大きい現場では
より高く、より遠くまで水が届くように水圧を加圧する機械、ガラワッシャーを使います。
ガラ(コンクリートの欠片のコト)ワッシャー(水で洗うようにジャブジャブ掛ける?)という
意味のネーミングなのでしょうか?

勢いよくガラワッシャーの水柱が上がります。目立ちませんが、散水もとても大事な作業です。

 

 

2台で建物躯体を壊し、1台がコンクリートを小さく砕いていきます。
重機3台が勢ぞろいの図。迫力があって、小さい子が見たら喜びそう!

 

躯体解体が終わると次は「ガラ出し」。

砕いたコンクリートを搬出していきます。このあと工事現場でおなじみの
ダンプカーが登場します。画像はガラ出し前の積み上げたコンクリートです。

 

引き続き安全第一で作業を進めていきます。「明日も一日、ご安全に!」